休業損害証明書と通院交通費明細書

交通事故の損害賠償で使われる書類として、休業損害証明書と通院交通費明細書があります。どちらも加害者側の保険会社が用意するため、被害者自身が用意することはありません。

休業損害証明書

休業損害証明書とは、企業に勤めている人(給与所得者)が交通事故により、出勤できなくなったことを証明する書類です。被害者自身ではなく、勤務先に作成してもらうことになります。

休業損害証明書の内容

まずは事故の前年度の源泉徴収票を添付することになります。源泉徴収票が発行されていない場合には、事故の前の3ヶ月分の賃金台帳の写しが代わりとなります。

記載される内容には、休んだ日、所定の休日、出勤時間、遅刻、早退、休んだ期間の給与の支給などがあります。アルバイトやパートの場合には、時間給や所定労働時間が記されます。

通院交通費明細書

通院交通費明細書とは、交通事故で負傷した箇所を病院で治療する際に、自宅から病院までの交通費をトータルで確認するための書類です。

通院交通費証明書の内容

電車やバスなどの公共交通機関を利用した場合には、通院の月日と通院の区間、利用した交通機関と往復の交通費、そして病院名を記します。タクシーの場合には、領収書も添付する必要がありますが、電車やバスの領収書は必要ありません。

自家用車の場合には、1km×15円にて交通費の計算をします。有料駐車場を利用した場合には、駐車料金の領収書を添付します。自転車や徒歩で通院したため、特に交通費がかかっていない場合でも、提出が求められます。